更年期障害と骨粗しょう症の関連

骨粗しょう症は、骨の生活習慣病ともいわれ、
骨に小さな穴がたくさん空いた状態になり
骨密度が粗くなる症状です。

 

骨粗しょう症にかかると、少しの負担でも
骨折しやすくなり、骨が変形して痛みを伴う

場合もあります。

 

 

骨粗しょう症にかかる割合は、
男性に比べて女性のほうが高く、
発症しやすい年齢は更年期と
重なります。

 

女性の発症率が高いのは、女性は
男性に比べてもともとの骨量が少ない
うえに、更年期障害によって女性ホルモン
(エストロゲン)が減少する
ためとされます。

 

 

エストロゲンが骨粗しょう症になぜ関係するのかというと、
エストロゲンには骨芽細胞(骨の形成を行う細胞)の活動を
刺激して活発にする作用もあるからです。

 

 

一方、男性は骨量が多く女性ホルモンの量は少ないので、
骨の状態に加齢による変化があらわれにくいのです。

 

 

骨粗しょう症になっていても、自分でわかる症状はあまりなく、
転倒による骨折や腰痛が突如ひどくなるなどで病院にかかって
から初めて知る場合も多いようです。

 

そのため、骨粗しょう症の検査は、早い時期から
受けておくことをおすすめします。

 

 

骨粗しょう症の予防には、骨を作る材料となるカルシウムの他、
骨の代謝機能を盛んにするビタミンD、骨の形成を促進する
ビタミンKを多く摂る
ことが効果的です。

 

 

更年期から高齢になるにつれて、食べものの好みに偏りが大きく
なることや食べる量が少なくなることにも注意が必要です。

 

 

 

エストロゲンの補充治療は、更年期障害の症状を緩和すると
同時に、骨粗しょう症の症状悪化を防いでくれます。

 

 

更年期障害について医師に相談する際には、骨粗しょう症の
心配についても聞いてみるとよいでしょう。